ツバサ太郎の映画の感想チラシの裏

映画の感想を書いています。あくまで私ツバサ太郎の感想です。また、ネタバレを含むこともあります。

Berryz工房「さぼり」で分かるハロプロの魅力

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ハロプロの魅力とは

ハロオタのみんなはなんだと思う?メンバーがかわいいだったり、パフォーマンスのレベルが高いとか言ってるやつは何をやってもだめだ!ヲタクやめちまえ!そんな奴は西野カナでも聞いてろ。パフォーマンスのレベルも高くてかわいいぞ。西野カナ知らないけど。

 

 

わたしは「等身大の女の子の気持ちを、非常に質の高い楽曲で表現できていること」こそがハロプロにしかない魅力だと考えている。そういった魅力はどこから出ているのか?もちろんつんくである。つんくこそがハロプロの魅力なのだ。例えば、スマイレージ2期メンバーが歌う「ねぇ、先輩」や「さよなら さよなら さよなら」は2期メンバーが「私たちの思うスマイレージはこんなんじゃなかった。」という風な気持ちが汲まれている。これこそが等身大なのだ。そういった等身大のものは、より青春感を加速させる。メンバーがかわいかったり、パフォーマンスや楽曲のレベルの高いアイドルなんて他にもいるし。なおここで言うハロプロとは、つんくプロデュースのハロプロのことを指す。今のハロプロの良し悪しではなく、過去のハロプロは最高だったというお話。

歌詞が最高

なのだ。ここでは主にBerryz工房の「さぼり」について触れていくが、他にもいいのがいっぱい、本当にいっぱいあるんだよ。自分で探したほうがそういうのは楽しいし、ハマるきっかけになりやすいと思うからそんなにいっぱいは紹介できないけど。いい曲多すぎてめんどくさい

ということでさぼりの歌詞最高なのだ。幼い女の子の両片思い(?)を女の子の気持ちを繊細に、そしていかにも「幼い女の子が思いそうな歌詞」で表現されている。「無言が続くけどこのまんまのまんまでいいの」とか、普通こんな歌詞書けないよ。つんくの中には15歳の少女が住んでいるなんてよく言われているけれど、12歳・15歳・17歳くらいの細かい年齢を刻んだ女の子が住んでるんじゃないの。でないと「このまんまのまんまでいいの」とか思いつかないよ。12歳の女の子がいかにも思ってそう。このまんまのまんまのさんま。

他にも「塾帰りいつもあなた「危ない」って送ってくれる」とかなんだこの初恋感。薄汚れた恋愛をしている大学生ども見てるか。これが純度100%の恋愛だ。純度100%の水を飲む前にするべきことあるんじゃないのか?さらに歌詞を見ているだけでも伝わる「どちらも片思いしている」という感覚。どちらかが告白すれば付き合うんだけど、お互いがそれを分かっているんだけど、なかなか進まないやつ。大人になったらなかなかこういうのは味わえないのでは?セックスをする前にすることあるんじゃないのか?

「おうちに帰ったら~初恋のにおいで」なんかはハロプロの楽曲の中でも多くの評価を受けている歌詞だ。たこ焼きのソースと初恋のにおいでサボったのがばれる・・・サボっちゃったけど、まあいっかって感じがすごい。そもそも初恋のにおいとは?例えばそれは好きな人のにおいだったり、はたまた自分のにやけ顔やご機嫌な顔だったりするんだろうね。小学生や中学生からしたら「塾をサボる」という行為はとても大きな意識的に行う過ちだろう。それを行ってでも彼と一緒にたこ焼きデートをして満足する女の子。とても平凡で、想像できる。これを幼い女の子が歌っているのだからなおさらそうだ。そして最後の歌詞が「それでもいいんです」「自転車押してゆっくり帰りましょう」とくる。普通なら親に怒られることが分かっているなら自転車漕いで急いで帰るんじゃねえの?と思う。こういった一度「普通ならこうするんじゃ?」といった感覚こそハロプロの曲を聴くうえで大切なのだ。普通ならこうする。しかしそういった行動をしない。ここには何かの理由がある、そういう風に考えられる。この、ゆっくり帰る理由はもちろん、彼とちょっとでも長く一緒にいたいからだろう。それくらいこういった部分から少女の価値観を想像できたりするのも楽しい。こういった楽しみ方は他ではできないのではないのだろうか。ハロプロ最高だな・・・