アイドルネッサンスは今日も青春を歌う
最近外国人のカバー多いよね。
私みたいなひねくれたヲタクにはああいういかにも「気持ち込めて歌っています!」みたいなのが気持ち悪くてどうも苦手だ。あとはカバー曲特有の「これが俺流です。」みたいな感じも苦手だ。曲としての完成度下げんじゃねえよって思うことが多々ある。
そんなカバー否定派の私が認めざるをえないグループがいるんだよ。誰だろうか。全く見当もつかないのでは?皆さんも考えルネッサンスしてみてください。
アイドルネッサンスのアルバム聴きました?
唐突ですみません・・・アイドルネッサンスというアイドルは名曲ルネッサンスといって、現代過去問わず様々な名曲をカバーして歌っているアイドルだ。そしてこのアワーソングスというタイトルのアルバムなのだが、これが本当にとても良くて。
まずアルバムとしての完成度がすごく高い。アイドルネッサンスの1stシングルである、Base Ball Bearの17才が9曲目に入っているのだが、この曲の前、8曲目に-skit-というトラックが入っている。そこではライブ前の掛け声が収録されている。そこからの9曲目、17才がすごく良い!胸に来るものがある!
彼女たちから漂ってくる青春感が曲に乗っかって加速させて。
そしてこのアルバムの収録トラック数は17。17トラック目の時間が17:17。熱いこだわりを感じさせルネッサンス。
青春感が止まらねえ!!!
さらにですよ。アイドルネッサンスはどれも曲がよい。
まあ聴いてみて。
どうだろうか。この青春感。檸檬がはじけるような爽やかさ。その裏にある青春の戸惑いや悩みも見え隠れする。最高だ。
「前髪で隠した心をさあ開いて」というフレーズを歌っている百岡さんのおでこがきれいに光って全く前髪で心を隠してないのもなんだかおもしろい。そしてこの17才の原曲を知っている方なら気づいたと思うが、
ほとんど原曲と変わらない
のだ。カバーというものはどうしても目新しさが求めらてしまうがために、原曲とは少し違ういわゆる「俺流のアレンジ」をしている曲が多い。しかしこのアイドルネッサンスは違う。曲の目新しさより完成度を優先しているのが伝わる。
夏休み短え!!
いきなりどうしたんだと思うかもしれませんがまあこれを聴いてみて。どう?
夏休み短え!!
とならない?私はなるよ。この子たちが言う「夏休みは短い」というフレーズの説得力たるや。そういう説得力や青春感にこそアイドルネッサンスの魅力は詰まっている。また、曲を聴いてると自然と運動場を走る少女たちの姿が思い浮かべられる。
・・・
中学生の頃や高校生の頃に戻りたくなる。
ちっちゃい女の子もいっぱいいますし
夢の国のようなアイドル
私はアイドルネッサンスを夢の国のようなアイドルだと思っている。例えば私たちヲタクがどれだけ会社でいじめられようが、彼女にブロックされようが、アイドルネッサンスというアイドルを見ているだけで青春の真ん中にいられるのだ。
そんな魔法の力をアイドルネッサンスは持っているのだ。おじさんでも、ハゲでも青春を・・・